ますだおかだ菅平


2005年、夏。今年も菅平において、壮絶な夏合宿が行われた。
今回は、その夏合宿の中から、特筆すべき事柄をピックアップして、時間軸に沿って綴っていきたいと思う。
※タイトルと、実際の人物や名称などは全く関係ありません。

@初日
てゆーかオレがバスではなく田辺さんカーに乗るなんて、前日知ったぜ。って感じで出発。
運転するのはもちろん田辺さん(以下ノリさん)。その人柄同様、安心安全安定の運転で、スタメンの古木さん(以下教授)、ミヤパイ、モートン、オレもテンション↑。
その頃バスはなんか知らないけど出発が遅れていて、人の不幸を喜ぶのが生きがいな理系軍団のボルテージはさらに上がる。
と思ったらモートンは後部座席でギュン寝。おいおいノリさんが黙っちゃいねーぞ!?
しかしここはノリさんの優しさに救われ、モートン間一髪。
順調な旅路、車内のムードはまったり。横川SAでもまったり。
しかし横川で食った豚トロ丼が、初日の120分ジョグのときにオレを追い込むなんて、考えてもいなかった・・・。
とりあえず余裕のオレ達は、バスがどんだけ追い込まれてるか確認するため、バスに乗ってる人にコンタクトを取ることに。
「え!?もう横川!?」
横川を出発したばかりのノリさんカーに緊張が走る・・・。
さすがにオレ達は、バスの運転手のドラテク、そして意地に敬服するしかなかった・・・。


Aクロカン
二日目のメニュー。もうオレはあんな上り坂見たくない。
そういえば、このメニュー辺りからS場と友情が築かれていった。

Bいい夢 with アミノバイタル
三日目の午前がオフだったので、迷うことなく寝るオレ。寝る前にアミノバイタルを飲んだところ、いい夢が降臨。
もうそれからと言うもの、何にも手がつかずフワフワしてました。
いい夢すぎて忘れられません・・・。
その後みんなに「アミノバイタルでいい夢が見れる説」を力説するも、モートンの残酷な妨害に遭い不発。
でもいいんだ、オレはあの夢を追い続けるぜ。決して夢なんかで終わらせないから・・・。
例え変態と言われても。・・って変態じゃねーし!どんな夢だよ!

C桑門さん、健さん襲来
二日目・三日目に参加してくれました。なんかここのところ毎週末なんかしら合宿に行ってるというタフな二人組。
とりあえず競技場へ行く途中、すぐ後ろに一年生やマネさんがいるにも関わらず、オレ含め三人で「ホットドッグプレス」なトークをしていたのが印象に残っております。
教訓は、「策に溺れるな、オレ達」ってところでしょうか。
そして健さんはやっぱり靴を、桑門さんはジャージをそれぞれ忘れて帰京しました。
もう、お約束じゃん・・・。


D30km走
この合宿最大の山場。いろんな意味で山場。
この練習は親愛なるS蹊大学さんと合同で行いました。
まぁハッキリ言って自分・・・30km走ったことありませんから・・っていう緊張の中、他陣営からあまりにも強烈すぎる新キャラが登場し、オレとしても吹くしかなかった。ていうかまぁ「黙れ。」
その新キャラには、最初の1kmほどジワジワとジャブを打たれ、オレはすでにいっぱいいっぱい。つうか「黙れ!」
オレの隣を走る教授は、常にそんなオレを見て心配してくれました。って別のこと心配してたの!?
練習の方は、新キャラ消滅後なんとかペースを取り戻したものの、やはり20km辺りで撃沈。
10kmも一人旅って・・・寂しがり屋のオイラにはあまりにも酷だぜ・・・。
寂しさのあまり、持病の腰が痛み始め、ついでに涙が出た、なんてことは全く無い。
ただオレは30kmの6分の1でいいやって感じ。
そしてこの練習を総括すると、箱根予選まで2ヶ月しかないんだよねぇ。っていうか、頑張っていきましょー!
S蹊の皆様、お世話になりました。途中でちぎれてすいません!

ES蹊大学のポロシャツ事件
それに関連して、chienさんから(売って)もらったSEIKEIポロシャツがカッコイイもんだから、それを着てセブンにお買い物に行ったわけさ。
そしたらジョグをしているS蹊の人からめっちゃ見られてマジ気まずい。やっべ、やっべマジすいません!
ちょうど同じ頃、うちのキャプテンが某大学から同じようなことでボッコボコにされたとかされてないとか聞いていたので、ますます腰が引けるオレ。
まぁその後23日までは意地でもそれを着て外出しなかった事は言うまでも無い。
chienさん、ありがとうございました〜。愛用します。バレないように。

Fうなぎパイ案件
ちょい時間軸がずれますが・・・。
まぁ贈呈式が行われたときには、もちろんオイラ達の頭の上には?マークが浮かんでいたよね。
でもさぁ、これってありがたいことだよね。だって、合宿っていうストイックな場でオレ達が一番欲していたのはそう、「うなぎパイ」だったんだから。
その後合流したS本さんが、差し入れの「うなぎパイ」を新幹線に忘れたことで、俄然このうなぎパイの株は上がることになる。
まぁ要は腰が大事やねん、腰が。

G最終日のリレー及びその後のフェスティバル
最終日恒例のリレーだが、オレは今までの合宿は怪我でリレーを走ることが出来なかった。
だから今回の合宿には期するものがあり、四日目で半パラ(半分パラ)になったときにはマジでへこみ、泣きそうになった。
だが五日目のメニューを休み、夜にはジョージ山本からマッサージを受けることでなんとか希望が見えてきた。
そういえばマッサージを受けているときに、「ツインボンズ」なる謎の坊主二人組からの強襲に遭い、危うく墜ちるところでした。
誰だったんだ・・・あの二人は・・・。ゴリゴリしていてーよ!
そして迎えた最終日。朝からキネシオ5年分くらい使って強靭なテーピング。これをやってくれたのもジョージ山本。
ある意味今回の合宿の最大の功労者は彼なのかもしれないって女やん!

そしてペーランもぞんざいに済ませていよいよリレーへ!
一走は、「偶然」と言う名の星の下に集った四人。第二次変声期モートン、Mr.股関節SA野っち、ファイティングドリーマーボリ汚、そしてウサンS場。
ハッキリ言ってリレーは一走で決まる。と言っても過言ではない。が、オレ達は革命家だぜ?そんな常識打ち破ってやるぜ。
なぁ、S場?
・・・ってオイ!空気読めや!
暴走するS場を止められるのはもはやオレしかいないとばかりに追走するSA野っち。
彼のおかげで非常に勝負が引き締まったね、うん。ホント盛り上がったわ〜とオレは思いますが何か?

その後は恒例の写真撮影タイム!!これよ、これ!オレが楽しみにしていたのは!
もうハシャギまくって、練習している他大や高校生に迷惑かけちまったぜなんて1mmも思わないでハシャいだわ〜。
合宿、楽しかったなぁ。って普通に思った。ホントよかった。

H帰宅について
とりあえず宿周辺でクレープとジェラートを制覇し、ノリさんカーへ乗り込む。
帰りはモートンがスタメン落ち。そして運転席には・・オレ。
まぁまぁ、ミヤパイの顔が出発前から青ざめてるのはシカトして行きますか!!
運転には性格が出ると言いますが、全くその通り。
非常に冷静沈着な運転でしたね。
いきなり最初の分岐で「長野方面」に行きそうになりながらも、抜群の反射神経とハンドルワークで「東京方面」へ。
いやいや、想定の範囲内ですよ教授。
オレ運転中は、特に渋滞もなく、一気に上里PAまで爆走。そこで教授にバトンタッチ。
上里では、ノリさんたっての希望でとんこつラーメンを食らう。これは車ならではの自由空間。
教授運転中は渋滞ばっかであまり進まず、終いには「トイレに行きたかったんだもーん」とかわがままを言い出して、勝手に三芳PAに降りる始末。あんた・・・。
陸部理系勝利の方程式、最後のドライバーはもちろんノリさん。さすがの安定感でした。
阪神のJFK、つまりはウィリアムス→藤川→久保田なんて目じゃない。
ヤクルト最強の方程式、石井弘寿→五十嵐→高津ばりの抜群の継投でしたね・・・。
まぁMVPはもちろん渋滞皆無、下手したら長野に行ってたオレで間違いない。
ところが後から出発したはずのバスに完敗。やはり三芳がよくなかったんですよ教授。


そんなこんなで出発から波乱続きの合宿でしたが、やっぱ楽しかったよ!
また来年・・・来年はどんな合宿になるんだろうなんて考えてもいねーよ。テストがたくさんあるっつーの、その前に。


箱根まで2ヶ月しかないなんて!知らなか・・・知ってるよ!!
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