05'ゴールデンウィーク・神様からの贈り物


2005年5月4日。この日は暑かった。迷わずに夏日だった。
それでも夕方にもなると、大分涼しくはなり、気持ちのいい風も吹くようになった。
だが、ちょうど涼しくなる時間から、おそらく今年の中で最も暑い、熱い”UTAGE”が催されることとなった。

その宴に参加した現役は四人。キラ岡さんはもち参加。
残りは全て二年長距離。まずは幕張帰りのMr.湘南新宿ライン・ミヤパイ(本人は東海道線)。
風邪が悪化し続けるデフレスパイラル橋本。そして日本の整形外科に見放された男・オレの三人。
まぁ非常に少ないのだが、これは関カレ直前であるからやむを得ないと言えば、やむを得ない。
ただ、オレだったら行くね。その価値はあると踏むよ。
そんでもって橋本とオレは、第二次新歓飲みで、簡単には癒えない傷を心に負ってしまったため、今日と言う日には期するものがあった。
ただ戦場となる馬場へ向かう途中、オレの心に前回感じたGOSANやらFUANなんてものは1mmもなかった。
あるのはただ期待、興奮、そして、LEGEND。
だって集まる人たち、ハンパねーって。マジ、ハンパねーって!トータルテンボスよりハンパねーよ。

もうすでに、集合場所のビッグボックス前で大盛り上がりをみせる集団。まぁ二年三人が一番遅く来るという、ある意味期待を裏切らない幕開け。
てゆーか高橋さんじゃないッスか・・。卒業式以来ですね・・・。
他にも、河野さん、古田さん、浜田さんといった去年卒業された先輩方(一名除く)や、西川さん、桑門さんなど、そうそうたる顔ぶれ。
なんかオールスター感があっていい。期待はさらに高まるばかり。
早速会場というか戦場になる「半蔵」という居酒屋に移動、している間ですでに面白すぎ。やべー、この感じサイコーだよ。
もう高橋さん、「志村〜志村〜・・。」ばっかじゃん!いいじゃん!
そして到着。なんか隠れ家的というか、やる気っぽいというか、店員がシュールで面白いというか・・・。
オレの初期位置は、端のほうでホシトさんとモートンと三人で。なんかシュールにまったり。
だが、開始15分くらいで流れが一気に変わる。そう、DAI介さんがこっちに来たからね!!(オレらは移動してない・・。)
いやー、軽快軽快。ホント、この人はすげーんだって心から思わせてくれたよ・・・。ネフェルピトーに会った瞬間みたいな感じだ。
だがオレ達はまだまだ井の中の蛙だったのかもしれない・・・。だって。あのDAI介さんをも軽く凌ぐ偉大な方の存在を知らなかったのだから・・。
その方の名前はSHIMO元さん。そう、この人が伝説だったんだ。LEGENDだったんだ。会の前の予感はこれだったんだ・・・。
DAI介さんがネフェルピトーならSHIMOさんは「王」だよ、迷い無く王だよ。海賊王だよ。
だって高橋さんが普通に尊敬してたしね、それって相当ッスよ。
まずはサラッとイデさんに「お前、なんなんだよお前!」「お前誰だよ、お前、てゆーか気持ちワリーよ!てゆーか。」「なんだよそのロンティーは!?」
と、感動すら覚えるくらいの爽やかな侮辱。いや、これは侮辱なんかじゃない、愛なんだ、きっと・・・。
言われまくったイデさんも、「この人たちホントひどいんですよ。」と、なぜかオレらに敬語。しかも言われてうれしそう。
これが「愛」なんだよ。いじっていじられて人間は成長していくんだ。これが人間関係の理想図なんだ。
それをSHIMOさんとDAI介さん、そしてイデさんの三人が教えてくれたんだ。それにしたってあのコンビは最強すぎるだろ。
オレの目標が早くも出来ました。とてつもなくデカイ存在ですが、いつかは必ず・・・。




会の方は、そんな二人を中心に、酒将西川さんと桑門さんによる「お酒の礼儀講座」や、古田教授の「アイアイアイアイ〜」、そして早稲田通りビール発砲事件などを、放送禁止用語連発で、軽く消化しつつ終了。
てゆーかビール撃たないでください・・・髪とかベトなんすけど・・・。
そしてシュールな店員は「どんマイケル」で笑いをこらえてました。




一次会は終わり、本来ならオレは帰る予定だったが、もう場の流れでカラオケと言う名のカオスへ。
・・・えっ!?メンツ三人だけ!?高橋さん、橋本、オレ。世代を超えすぎた戦いが今始まった。
もう他の人はほっといて、ギュンギュンに歌いまくり。音程?関係ない。ハートがあれば十分さ。
高橋さんは『PMA』などのスカパンクを、うさんくさい英語で熱唱。橋本は当然林檎。オレは忘れたわ。
もう、無数の名曲が生まれては一番のみで消えていった。歌ってる最中はもう飛びまくりぶつかりまくり。自分パラですから!
DAI介さんはグラス割っても知らんぷり。みんな商売道具のノドをつぶして歌いまくってましたね。声出ないYO・・・。
でもなんだろう、この感じ・・・。汗とかビールとか汗とかで臭いはずなのに、爽快。心に一点の曇りもねーよ。
飲み会の後、こんな感じになったのは初めてだよ。やっべ、来てよかった。
最後はあの名曲を三人で熱唱して大団円!くはっ!!



最後に三人で残りの人たちがまったりしている『和民』へ。挨拶してから、自分と橋本は帰宅の途に。
それにしても和民で一瞬ミヤパイを見た気がしたが、もし本人だとしたら、無事家には帰れたのだろうか。それだけが唯一の心配である。

川越までの時間、ずっとSHIMOさんDAI介さんコンビの事を思い出しては、感動したり笑いをこらえたり。ハンパねぇ・・。
家までは、警察が恐いので歩きで。夜の風(よる☆かぜ/ケツメ)が気持ちよかったわー。
なんか、久々に飲みの帰り道がこんなにも爽やかに感じられた5月5日でしたって日付変わってるー!!!


フラれて元気、割っても元気。
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