日本列島ババァの旅 in 鴨川


2006年2月20日から五日間、千葉は鴨川で行われた春合宿。
ぶっちゃけて、合宿中は練習→飯→寝るっていうサイクルがほとんどだったため、「ちょっとした話」化は不可能かに思えた。
が、なんとか力を振り絞って、あること無いこと書いてみますってば。

・・・オイッ!!!(著作権:でむべむさん)
ってことでスタート。

とはいえ、はっちゃけてハイライトは行きと帰りなんじゃないかってオレは思う。
まぁ練習とかは他の人が書くだろうし、オレはそっち路線でいきますか。

合宿当日、まずオレは愛車cubeを駆って、一路G習院へ。
平日の朝ということで、目白通りの渋滞を見越して早めの出発。
・・・が、予定より30分以上早く到着。・・混んでないやん。
しょうがないので、守衛さんに許しを乞うて、なんとか入校。
んでまぁまったり待つこと20分、そこに現れたのは・・・

正ジャーのおっさん?いや、猿?

あ、ちげーや、I塚(以下、犬)やん。

いやーさすがに正ジャーで池袋、そして山手線を潜り抜けたこの男に、オレは敬意を表さざるを得なかったことは全く無いのは言うまでも無い。
その後続々と行きの車メンバーが到着。
みな着くと同時に犬の服装に大バッシング。そりゃそうだ。

つーわけで定刻どおりに出発!
スタメンはT川嬢、山ちゃん、犬、そしてでむでむ・・じゃなくてでむべむさんでした。
出発前にていおうさんから渋滞の情報を得ていた僕らは、戦々恐々、護国寺インターから魔の巣窟・首都高へ。
まぁいきなり護国寺の合流でメンバー全員を震えさせたドライバーは私、堀口でございます。
その後も順調に修羅場を迎え、冷や汗まじりで対処。
途中、新富町で何を思ったか、首都高を脱出するというE難度の離れ技も成功させ、メンバーの視線が痛い限り。
ところが犬だけは喜んでくれた模様。
「おぉ、これが新富町ですか!ワロスですね!」
いや、全然笑えないけど。というか京橋からまた首都高入るから黙っててくれるかな?

首都高バトル第二戦。リベンジに燃えるオレに最大の試練、「合流しそこねてこのままじゃ壁に激突」ステージが襲い掛かった。
誰もがもうだめだ・・・そう思ったその時!救世主は意外なところから現れた!

「今です!!今なら入れますよ!!!!今です!!」

そう、言わずもがなだね。犬様ですよ。実に的確に合流するタイミングを教えてくださいました。
でも正直、でかすぎる声にビビッて、逆に壁に当たりそうになったとか。

試練を乗り越え、一回り成長したオイラ達は、最初で最後のチェックポイント、海ほたる刑務所に到着。

・・・あ、雨だ〜。アッハッハ。
んー、セイセイセイ。雨の影響で、海ほたるの魅力を1mmも感じることが出来なかったオレらはなんですか?
結局テンションの上がりきらないオレ達は、一枚の写真も撮らずに刑務所を脱出。
まぁついでに書いておくと、帰りも雨でしたから・・・。
海ほたるいらないんじゃね?説が浮上するのも無理は無いッスよ・・・。
だってオレら、全然楽しんでねーもん。

アクアラインを突破して、遂に日本最後の秘境・千葉に突入。
ちなみにメンバー変更があり、救世主は佐野っちカーへ左遷。やはりあれだけの活躍では足りなかったってことか。
T川嬢も同時に移動。軽量級の戦士二人を放出した代わりに、僕らの車にはモートンさんが来てくれました。

千葉の有料道路という名の普通の道路を突破して、鴨川に到着。
すると・・・いるわいるわ、ババァの宝庫でした。
交通ルールよりも強大な権利を所有する彼女達に、オレらが敵うわけもなく、もう「ババァ・・・」と嘆くしかありませんでした。
でも途中からイライラも頂点に達したので、

「ババァひき殺すぞ!!!」

って、聞こえないように叫んでました。オレはババァが嫌いみたいです。

そんなロックシティー鴨川での五日間は本当にディープでした。

・・・というわけで最終日。
ダイナミックに省略して申し訳ない。
ホントは色々面白い事件もあったんだけどね。
例えば
地元民に犯罪者扱いを受けたりだとか。
でも思い出すだけで心が震えるので省略。でむにまかせるわ!

最終日といえど長距離は重めのメニューがあり、とりあえず満身創痍ながらなんとか消化。
ちなみに1000mの時のオレは合宿中最高に輝いていたとかそうでもないとか。
まぁ今回メニューをほとんど消化できたのは、夏同様ヒロミちゃんの力が大きかったような気がしないでもない。
ホントありがとです。


で、ボロボロのままリレーに突入。
ま、一応ドリルはやっておきましたけど・・・。


しかし、もはや戦力として機能しない私に、さっきのメニューの時のような粘り強さは微塵もありませんよ。
走り出してすぐに、
「あ、こりゃ無理だ。」と判断し、
以降は笑いだけを求めることにしました。まぁ結果とかいいじゃん!リレーは楽しまなきゃね!

そしていよいよ写真撮影!!
夏の時もそうだけど、やっぱこの瞬間が一番楽しいわな。
頑張ってよかったって思えるよ。




つーわけで撮りまくりの写りまくり。



まぁラストは、愛しのN原とのツーショットというかなりの暴挙に出ることにも成功。いやーおじさん満足だYO!!

(←写真の左の人:変態)

セイセイ。てめーら何も言うな・・・。

てゆーか、
セイッ!!!

さーて、帰路につきますか。
スタメンはでむ、山ちゃん、そして四日目に
ポップスターになったモートンさんという構成。
こ、こりゃあ血を見るぜ・・・。
なんて不安がよぎったその瞬間、自分が山ちゃんに対して合宿最大の暴挙に出てしまい、あえなく車内の空気はドン底。
・・・でもそこは山ちゃんが菩薩のような寛大な心で許してくれました。ごめんね山ちゃん!!

千葉の歴戦の猛者共(ババァ)とも別れを告げ、
「イノシシによる落石注意」 という高い要求を突きつける標識に囲まれた千葉のロックな道路にも別れを告げ、再びアクアラインへ。
そういや思い出作りに、有料道路の料金所でおじさんに、「セイッ!!」って言いながらお金渡してみました。



無反応でした。

海ほたるは前述どおり豪雨。滞在する気も失せていたので、パン食って速攻出発しました。

ババァにさえ注意すれば、他に怖いものはない千葉の道路に慣れ始めていたオレにとって、やはり首都高は高すぎる壁でございました。
とにかく空からは雨、横からはトラック、そして後部座席からはでむべむと、プレッシャーだらけ。
プレッシャーはねのけて乱反射、とか絶対無理。はねのけらんないから。

海ほたる以降、助手席でナビをしてくれた山ちゃんのおかげで、なんとか護国寺に帰ることができました。
なんかホントに今回の合宿で、
運転技術が向上しました。
ちなみにこの五日間の走行距離は約400km。
・・・自分じゃなくて車のね。自分のは知らん・・・。
学校でみんなを降ろしてからは一人旅。
異常に疲れてたので、マジで慎重に運転しました。
家帰った途端マジ疲労がのしかかってきましたよ・・・。
とりあえずお疲れです。
頑張ったなー、オレ。


セイセイは千葉限定ってことで。
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