Acidman LIVE TOUR ”and world”@ZEPP TOKYO


この世界に存在する「大木さん」は、「びびる大木」を除けば、
基本的には素敵な方ばかりなわけで。
そんな「大木さん」筆頭は、もちろんACIDMANの大木伸夫その人である。
とにかくカッコイイ。
ハットは似合うわ、ヒゲは似合うわ、長髪は似合うわ、声キレイだわ、歌うまいわで言うことなし。
自分の理想の人なわけですが、一向に近づけないんですが。

つーわけで2006年4月9日、ZEPP TOKYOにて、『Acidman LIVE TOUR ”and world”』追加公演、行ってきたわよ。
生大木さん、拝んできたわよ。



まぁ始めにボソボソ独り言でも書きます。
ACIDMANって、一曲一曲よりも、アルバムならアルバム全体の流れを大事にするバンドだと思う。
それは今までの4枚のアルバムを聴けば納得でしょう。
とにかく全てにつながりがあって、その曲順にも、しっかりと意味がある。
それはライブでも同じことだった。
今回は全国の公演全てで同じセットリスト。
理由は、ライブの質を維持するため。
質高かったなー・・・。流れとか鳥肌ものだったよ。
それから、ライブってまだオイラ二回目なんだけど、なんでいつも聴いてるのより遥かにハンパなく聴こえるのか考えた。
で、分かったのは、つかオレの考えだけど、ベース音がハンパないから。
なぜかベース音を聴くのが大好きなオレとしては、いつもよりベースが目立つライブは楽しすぎ。
今回もサトマのベースで何回も震えさせていただきましたよ。
そんなこんなでライブ実況でも始めていきますか。


まずはスタメンを紹介します!!
オレ。そして今や陸部内でも知らないヤツはいないであろう有名人、りょーちん!!
以上二人。
りょーちんがチケットを奇跡的にゲットしてくれたおかげで、今回のライブ案件が実行できたのであります。感謝。

さて、野郎二人でゆりかもめに乗るのもどうだろうとか思いつつお台場到着。
案の定カッポーだらけだがオレ達は負けない!!
会場に着くと、物品販売空きまくりで、労せずにTシャツとタオル、そして無意味にストラップもゲッツ!!
まぁそこらへんはノリで。



早速Tシャツに着替えるものの、まだ開場までは時間があり、しかもオレらは順番が相当後ろなのが判明。
あまりにも寒かったので「やっぱもう一枚着てーなー。」とか思ってたのだが、
「いや、もうロッカー閉めたから・・・。」
・・・ドンマイ、オレ。
さすが海沿いだけあって、風が寒すぎ。
確実に死ねる。
今回は1ドリンク制で、もちろんオレらはビールでマストなのだが、待ってるときばかりは
コーンポタージュにしようかと本気で思った。
ま、会場に入った瞬間ビール飲みましたけど?


そしていよいよライブ会場へ。
位置はまぁしょうがないかな。順番の割にはまぁまぁな位置だったかも。
そーいや関係ないけど、ライブを待ってる間会場に流れてたのが
『NUJABES/modal soul』だったので軽く感動した。
さすがセンスあるわー。ビール入れてるし、好きなアルバム流れてるし、いいんじゃない?

『and world』”introduction”が流れ、いよいよライブスタート。
このライブの目玉はなんと言っても「映像」
いきなりアルバムのジャケに描かれてる輪が映し出されて、早くも感動してしまった。
そしてそのままの流れでもちろん
”world symphony”!!
アルバムよろしく
”id-イド-”。演奏してる三人の姿が見れて思わずニヤけたわ。

基本的には『and world』の曲をメインに演奏。

大木「家族や友人、大切な人を思い浮かべて聴いてください。」

そう言って始まったのが、”季節の灯”
これはシングル曲ながら結構地味だなーとか思っていたのだが、ここで聴くと全然違う。泣きそうになった。
”River” ”リピート”なんてイントロのギター聴いてだけで悶絶だし・・・。

そして予想できない急展開なセッションの後に、
”赤燈”!!!
やっぱこの曲が流れた瞬間のリアクションはやばいなー!!別格ですわ。

そんなこんなでノリノリの前半戦を終え、MCへ。

一悟(Dr)「えー、今日がツアーのラストということで、何か特別なことを話したかったんですが、
     特別なことが何もないので、ツアー中に書いた
『一悟の激ヤセ日記帳』でも発表したいと思います。

     まずは、初日、72.5kg。

     で、ここで
一旦日記を書くのを止めて、次に書いたのが昨日。(どーん)

    
昨日の時点で71.3kgだったので、今日までに70kg切ろうと思って頑張りました。

     そして今日、70.3kg!!」

大木「で、パンツ脱いで量ったんだよね。」

一悟「そしたら、・・・70.2kg!!

   
パンツの重さが100gってことが分かりました。


バカです。
この人たち・・・最高。
一番最高なやりとりだったのが、MCの終盤、大木さんが一悟の脱ぎ癖をいじってるところ。

大木「ホント、いつもすぐ脱いで・・キモいわ!!」

一悟「・・・
な、仲良くしようよ・・。


さて後半戦。
ここからはややまったりめ。
インスト完全再現や
”プラタナス” ”銀河の街”などしっとり聴かせる曲が多かった。
そしてこのライブ最高の盛り上がりを見せた
”ある証明”
ラストの
”and world”では、とにかく映像と合わせて本当に名作に仕上がっていた。
マジで震えた。でもさらに震えることが最後にあったんだけど。


アンコールでは、なんとなんと
”造花が笑う”!!!
みんな待ってましたとばかりに暴れまくる!!
今回はおとなしい曲が多かったので、ここぞとばかりにね。
続いて
”飛光”!!!
これを、これを待ってたのよ!!
この盛り上がりは、どうにでもしてって感じ。最高。

そして、最終公演ということで、ACIDMANから特別にプレゼント。
なんと
”廻る、巡る、その核へ”を、PVの映像付きで。
これね、本当に痺れたわ。震えたわ。
だってあのPVをバックに、三人が演奏してんだぜ?
マジで来てよかった。
ホント、”and world”にしろ”廻る、巡る、その核へ”にしろ、深すぎる。
やはりACIDMANは「宇宙と生命」を歌いあげてるんだな、と。
大木さんが言ってたけど「そして世界は続いていく」ってこと。

自分達はいつかかならず消えていくけど、その宇宙の、世界の一部として存在したことが凄いことなんだ」と。

そして、「だからその瞬間瞬間を全力で生きていかなきゃ」なんですよ。

本当にカッコよすぎ。

だから、『創』、『Loop』、『equal』、『and world』で言ってる事は全部同じ。
それは”廻る〜”のPVを観れば分かると思う。言葉じゃ説明できん!!
でも思うのは、生きてるこの瞬間にACIDMANの音楽が聴けるオレは幸せなんだってこと。
今はそれで十分かな。
素晴らしい一日になりました。
ありがとうACIDMAN、ありがとうZEPP TOKYO
そしてありがとう、笑笑@お台場。


つーわけで今日でさらに大木さんについていく気持ちが高まりました。
今日からヒゲ伸ばします。髪も伸ばします。
ハットは・・・かぶってもいいんですか?笑うなよ?


光在れ、光在れ、光在れ、光在れ
まだ生命と言う名に意味があった時代へ。
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