青い春(02年)

監督 豊田利晃
主演 松田龍平、新井浩文


松本大洋原作。
卒業を一年後に控えた高校生達の、迷える青春。
出てくるヤツ全員ロック。
将来が見出せずに、ひたすら屋上でタバコを吸ってるヤツ。
叶えられなかった甲子園の夢を後輩に託し、ヤクザになるヤツ。
くすぶってた何かを、一気に吐き出してしまったヤツ。
それぞれの青春の終わりが見えてくると、なんだか寂しい気分になった。
ラストが近づくにつれて、その思いは大きくなった。
そして。
観ていてすげー痛々しいけど、でも不思議と観終わった後はなぜか爽やかな気分だった。
なんでだろう。
でもなんか、いい映画に会えたって感じ。
これこそ日本映画。


「花は咲くものです。枯れるものじゃない。」


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