キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(02年・米)

監督 スティーブン・スピルバーグ
主演 レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス、クリストファー・ウォーケン


レオナルド・ディカプリオとトム・ハンクス共演で、監督はスピルバーグ。
観る前から「おもろい」事くらいは想像できますね。
そして、おもろかった。
いや〜マジ、ニヤニヤしながら観てたよ!レオ様の堂々と騙してるっぷりが楽しすぎたわ。
でもストーリーの序盤、レオ様が最強の詐欺師になる前の話。
そこで見せた親父役のクリストファー・ウォーケンの演技もニヤつかずにはいられなかった。
この親父かっこよすぎだわ。

主人公のフランク(レオナルド・ディカプリオ)は、詐欺師になる前は、裕福な家庭の子供だった。
それが、親父の事業の失敗や、両親の離婚をきっかけに家出したことから、詐欺師ロードが始まったのだった。
で、家出したあと、親父から受け継いだセンスと抜群の演技力を活かして、大金持ちになっていく。
その過程は見ていて痛快。ホントに面白い。ディカプリオうめーわ。
最初はパイロット、その後、医者、検事に見事変身。
追ってくるFBIのカール(トム・ハンクス)から逃げまくる。
一番すげーって思ったのは、最初にフランクとカールが会ったシーン。
絶対に逃げられないから!って思って観てたらなんと・・・。う、うまい。
ちょっとそれは無理あるだろーとか思いながらも画面に見入ってしまうのは、リズムがいいから。
そこらへんは監督の力量っすね。
スピルバーグって、色々なジャンル(時代設定にしろ、テーマにしろ)の作品を作っていて、
かつ、どの作品でも観客を楽しませられるからすごいと思う。

そーいや、この話は実話を元に作られたらしい。
ってことはリアルにこんなすげーことする人間がいたってことかよ!すご・・・。
オレもこんな生活送ってみたいわー。でもこれは天性の才能がないと無理だよな・・・。
逮捕された後の話は、最初蛇足かなとか思ったけど、これはこれでいいんだろう、と。
まぁとにかく、こんなエンターテインメント作品をありがとうって感じで。


「『追いたきゃ追ってみろ』だ。一生捕まらんぞ。」


海外映画TOPに戻る
inserted by FC2 system