ドラッグストア・ガール（04年）
監督 本木克英
主演 田中麗奈、柄本明、伊武雅刀、その他多くのおっさん
いやー、やべーよこの映画は！田中麗奈主演で、脚本がクドカンだから面白くないわけがないってな具合で借りたのさ。
マジで、マジでビビったよ・・・。だってさー、この映画は・・・。
ストーリーは、東京の郊外のある町の寂れた商店街のおっさん達が、そこに出来た大手のドラッグストアでバイトしてる女の子に
一目惚れ。で、その子と仲良くなるために、その子がやってる「ラクロス」を始めるっていう話よ。
まず、おっさん達に大人気の女の子、大林さん役の田中麗奈がサイコーにカワイイ。こんなかわいいとは思わなかったよ・・・。
あと、ラクロスを始めるおっさん達がいい味出してます。てゆーか、柄本明、伊武雅刀、三宅裕司、六平直政、徳井優の五人がすげーのよ。
ホント面白いわ。みんなベテランなのに体当たり演技ですわ。頭が下がります。
あとは、ドラッグストアの同僚役の余貴美子も、こんな演技も出来るのかぁって感心しました。さすが。
クドカンならではの小ネタも満載で結構笑えるんだよ。IWGPに出てたアリが、アリって名前で出たりとかさ、
荒川良々も相変わらずいい感じだし。
ただ、なんか惰性で見れちゃうんですよ。なんか「わー楽しいなー」で終わり。いまひとつ感動もないし。
見終わって元気は出るんだけど、それは全然暗い要素がないから当たり前であって、
クドカンの脚本のテンションに押し切られちゃった感がありました。
ラクロスの知識も特に増えないし、最後のインディアンとの試合もテンション。それだけ。
ちょっと脚本雑ですって。だからこの映画は、田中麗奈が見たい人にはすげーオススメだよ。基本ミニ着てるし。
あとはまぁロケ地に、我が親愛なる武蔵大学が使われているのも見所かな。そんなもん。
いや、これくらいで今回は勘弁してください。ジェロニモ最高！
