ELVIS LIVES 2006@ZEPP TOKYO


8月3日、確かにその日、オレは限界を超えた。てゆーか超え始めた。

この日の最大のイベントはもちろんZEPP TOKYOで行われる『ELVIS LIVES 2006』という、CSで放送している音楽番組が企画したライブだ。
が、そんな日に限って、午前中から予定が埋まってるものなのです。
まぁ振り返ってみて、本当に早朝からの予定は誤算過ぎたし、結果的にも「誤算」って感じだったがまぁいいよ。
ちなみに自分、朝も5時から車で目白に来ましたから・・・。
そして思い知ったのは、東京の駐車場は殺人級に高いってこと。自己破産。

そしてどうせ学校来たんだから的なノリで、二年ぶりのソフトボール緊急参戦。
その前に軽く炎天下の中ジョグってみたら、一瞬ヘブンが見えたので、指名打者としての参加にしてもらいました。
まぁ結局小笠原のフォームを真似しただけだったが、なんか知らない人にもウケてたらしいからOKでしょ。
それにしてもオレ午前中からこんなに追い込んで、今日一日持つのかしら???

ソフトはベスト16まで行ったところで惜しくも敗退。
でもなかなか楽しめたなぁ。ぜんっぜん活躍してないけどね!!
その後は、サブユニ代振り込めって言ったのに、オレに手渡ししてきた強気な人たちのために、自分で銀行に振込みに。
ったく・・・。オレの編み出したシステムが意味ねぇじゃねーかよ・・・。
地味にその作業も疲れました。手数料もオレ持ちだし、・・・感謝しろよ・・。

さて、前置きが長くなりましたが、いよいよ本番ですよ!!
教職の授業が終わったりょーちんと合流!!いざ、お台場へ。
って、前もあんたと一緒やったやーん!!オレは彼としかお台場に行けないのでしょうか。

破滅的な駐車場代に、若干テンションを落としつつ、久々の首都高。
まぁ相変わらず迫り来る車(ベテラン勢)のプレッシャーに冷や汗をかきつつZEPP到着。
てゆーか車だと近いわー・・・。30ミニッツで着いたわ・・・。


てことで、あのアシッドマンのワンマン以来のZEPPですよ奥さん。
二人ともアシッドのライブTを着て外で待機。
ちなみに大塚のファインプレーで、チケ番はかなり前の方。これは最前列も狙えるか?
そしてこのことが、まさかの事態を引き起こした・・・。
番号が早いので、入り口のめっさ近くで待っていたら、なにやらスタッフ達が集まりだしたのだ。
彼らは「ELVIS」の看板を持ってなにやら場所を見つけていた。
そう、このライブはテレビでも放送(CSだけどね)され、それのオープニングの撮影をしようとしていたのだ。
興味津々のオレ達はめっさ看板の近くでうろうろ。
するとスタッフが待っている客達にこんなことを言い出したんだ。

「これからオープニングの撮影するんで、この看板の近くに集まってくださーい!!」

あっざーーーす!!

つーことで僕達は当然の様に看板の真横を陣取りました。
スタッフが女の子中心に集まって欲しいと言っても、その場所だけは死守したね。
だってさ、ELVISって司会はモデルのアリスだぜ?絶対来るってばよ。
そんなん分かりきってるのに、こんなおいしい場所は譲れないでしょ〜。
と思ったが、オレら二人以外は皆何かに警戒しているのか、全然前に来ない。オレらは当然浮く。
でもいいもん、目立ちたいもん。
すると間もなくアリス登場!
生アリス!!ちょいケバい!でも、かわいい!ぶっちぎりでかわいい。これが本物や。
つーわけで撮影開始。

まぁなんていうか、きっかけは・・・・
ELVIS!!!

いやー若干映ってない可能性も秘めつつ、満足の撮影終了。
と思ったらアリスがインタビュー開始!!
こ、これは・・・。りょーちんが行く気満々だ・・・。
オレはシャイボーイなので、カメラ向けられたら死んじゃうよーとか躊躇してましたらね、奥さん・・・

アリスが本当にこっち来ちゃったよ!!

アリス「今日一番楽しみにしてるバンドは何ですかぁ??」

りょーちん「(着ているアシッドライブTを触りつつ)アシッ・・」

ホリ
「チャットモンチーです。(どーん)」

りょ「フジファブリックです。(ずーん)」

ア「・・・。」


・・・まぁカットやろな。
でもいいの、オレ、カメラの前でも普通にしゃべれたからいいの。
口調が漫才っぽくなっちゃったけどいいの。
つーことでCSとってるヤツは要チェキだ。ぜひ録画しといてくれ。
映ってたら連絡頼む。

つーわけでライブが始まる前から最高の流れ。今日は何かが起こるね。
ノンアルコールでテンション上がりまくり、いざ、ライブスタート!!


この日のライブは対バン形式。
そしてメンツが豪華すぎ。

最初のバンドはそう、
チャットモンチー!!
でむからの紹介でハマった貴重なバンドだね。てゆーか実は予習完璧です。

それでまぁ彼女達が登場したわけだけどね、
かわいすぎですから!!

マジでボーカルがかわいすぎた。なんか幼稚園の時好きだった子が成長したらこんなだなぁ・・とか思いながら観てました。
三人ともオーラは普通なのに、演奏は鬼でしたね。
なんであんなちっさい娘が、あんなすっげー通る声出せるんだろう。
ベースとか男より力強いぞ・・・。
アルバムのスタート
”東京ハチミツオーケストラ”から始まり、次々とアルバム収録の名曲を演奏していく。
ボーカルかわいいけど一言もMCしないのな。そんなところもますます好きや。
そしてオレが大好きな
”恋の煙”
やっべーよ!こいつら大きくなるよ・・・。
そういえば前座で、ELVIS一押しのミクスチャー(なのか?)バンド
「ステューパ」が現れてパフォーマンスしてたけど、
実際オレの右耳を潰して去っていっただけで感動も何もなかった。こいつらは大きくならないだろう。


りょーちんもボーカルにぞっこん惚れてしまい、むしろオレよりも惚れていた。
そんな幸せムードの中、続いて出てきたのは夢遊病バンド、
フジファブリック!!
りょーちん一押し、オレはもちろんシカトのバンドだ!!
が、こいつらの固定ファンが凄すぎた。てゆーかこんなにファンいたんかーい!と突っ込む余地も与えないラリっぷり。
オレは”桜の季節”以外全く分からないので、とりあえず周りに合わせて飛んでいたが、なんかすげーよファブリック。
演奏が上手すぎ!ボーカル志村さんのギター弾くときの顔が忘れられません・・・。
まぁ曲はあいかわらず何をやったのか分からないので書かないが、フジファブリック・・確かにオレの心に刻まれた。
ま、別に改めて聴かねーけど。


3組目は、桶川出身の五人組、
ゴーイングアンダーグラウンド!!!
遂に、遂に生で観れますよ!!
この五人組には特別な感情があるのだよ。
HIPHOPばっか聴いてた高校時代のオレが、いきなりハマってしまったバンドなのだ。
名盤『かよわきエナジー』は本当に青春時代にお世話になったし、『ホーム』は何回聴いたか分からない。
最近のはそこまで聴いてはいないが、好きなのに変わりは無い!
てゆーか、一曲目はやっぱり
”トワイライト”ですやん!!神。
そして中盤、いきなりメンバー全員によるラップ自己紹介というオマケつき。
キーボードの陣内智則(似)はかなりアゲアゲでしたが、楽しかったわー。
ギターの声がかわいいヤツがボーカルやってる曲とか、今まで嫌いだったけど、今回すげー盛り上がったからいいじゃん!
でもやっぱり松本素生最高ですから!!僕の青春ですから!!!


残すところあと二組。
10-FEETかアシッドマンなのだが、先にアシッドが来たら、それ終わったら後ろに引こうと決めていた。
(あ、ちなみに今までの全部フロントゾーンね。)
なぜならば、僕達は若くないから・・。
10-FEETに集まったキッズ達には勝てる気がしない・・・。
まぁ二人して、相談しなくてもこれだけは暗黙で決まっていたのだ。
だが、サウンドチェックに現れたあの派手なギターを目にしたとき、僕達は・・・
「死んだ」と思ったね。

そして、
10-FEETさん登場です。
二人して、曲わかんないわ〜とか言ってましたけどね・・・自分ノリノリでしたから!!
結局キッズに混じって大はしゃぎ。まぁ
”VIBES BY VIBES”とか”RIVER”とか別格にノレるよね、なんだかんだ。
MCはよくわかんねーけどニート頑張れ的な感じ。
オレとしては、オレ頑張れって感じでしたけどね。


汗出し切って、若干の満足感を感じつつ、りょーちんと合流。
って、あなたテンション低いですわよ!!
まぁキッズとシンクロできないと、低くもなるわな・・・。
それはしゃーない。でも問題は、キッズ達がその場待機してるってこと!!
僕はアシッドはまったり聴きたいのですが・・・。

不安と期待が混じりあった空気の中、
ACIDMAN登場!
この日が誕生日の大木さん。あいかわらず神レベルのカッコよさですね。
ま、いつもどおり
”introduction”から”World symphony”の流れ。
みんな暴れる暴れる♪10-FEETで出し切っていたものの、気迫で暴れました。
誤算、どっちかっつーとうれしい誤算なのかもしれないが、この日のセットリストはアゲる系ばかり。
唯一
”季節の灯”のみがレストになったが、あとは”FREAK OUT”とか”ある証明”(神)とかね。
正直疲れました・・・。出し切った上に出し切りましたから・・。
アンコール不安やなぁとか思っていたら、アンコールでやったのはなんと新曲
”スロウレイン”
感動しましたよ。”River”な雰囲気で素敵でした。
最後に疲れを全て吹き飛ばしてくれたこの新曲、絶対買いだわ。
誕生日だけどクールな大木さんは、特に大きな反応はしませんでした。
でも「おめでとう!」って言えただけでも幸せやん、オレら。


そんなわけでライブ終了。いつもどおりの疲労感が心地いい・・・。
ようやく長い一日が終わるんだね・・・・。
もう一歩も動けないよ、オレ。



・・・と、言いたいところだが、堀口、こっからが本番ですよ。
馬場のバーミンで夕飯を食い、大塚を家まで送ってからが戦いの始まりだったのです。
生きろ、オレ。


〜本日のベストアクト〜

1位・スロウレイン/ACIDMAN

2位・恋の煙/チャットモンチー

3位・フジファブリックの志村。


「オレらが温めてくZE!!」発言のステューパ、君達で冷えたYO・・・。
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