花 （02年）
監督 西谷真一
主演 大沢たかお、西田尚美、柄本明
原作は『GO』の金城一紀。
リスクの伴う大きな手術が必要な難病を負った男（野崎）が、一人の老弁護士（鳥越）と旅に出る。
目的は、弁護士の別れた妻の遺品を受け取りにいくこと。目的地は新婚旅行で行った鹿児島・指宿。
ルートはその時と同じ、国道をひたすら南下するだけ。旅の間、野崎は生きる意味を、鳥越は忘れていた妻の面影を見出していた。
原作はかなりいいだけに、映画になってどうなるかなとは思ったんだけど、この作品は良かったです。かなり。
基本的なストーリーは小説とほぼ一緒だけど、細かい部分とかは質のいいオリジナルなものが入ってました。特に良かったのが野崎の彼女の設定。
原作では彼女は野崎の病気を知って、超引いてるようなかなりいかつい女だったけど、映画ではそんな彼の力になりたいって思っている優しい彼女に大変身。
しかも西田尚美かわいいからマジよかったわ〜。備前の食堂での話も心が暖まりましたし。
大沢たかおは安定感あるし、柄本さんはさすがだし、脇を固める人たちも良かったです。牧瀬理穂はノーコメントで。
つーかテキ屋役の桔平ちゃんはあんなに一瞬でよかったのか！？マジ焦らさせていただきました（汗）
「忘れな草。花言葉は、[真実の愛]。もうひとつは・・・[私を忘れないで]・・・」
