JSA(00年・韓)

監督 パク・チャヌク
主演 ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、イ・ヨンエ


北緯38度線を挟んで存在する共同警備地区(Joint Seculity Area)。
ある日、JSAの北側で11発の銃声が鳴った。
そして発見された2つの死体。
負傷した北朝鮮の中士と、犯行を認めた韓国の兵士。
この事件の真相は。
そして、そこに隠された悲しい真実は。
それらを調査するために中立国から送られた調査官は、父が朝鮮人、母がスイス人の女性将校だった。

とにかくよく出来ているなーって思うこのストーリー。
途中から、悲しくて見てらんなくなるけど、さらにラストで衝撃が。

結局話の中心にあるのは、見えない国境の壁。
JSAの北側と南側を分けるのはただの線だけ。
それなのに、それを越えることが出来ない。
でもその先に、昔命を助けてくれた恩人がいたら?
その恩人が、自分のことを受け入れてくれたら?

難しい。
でも、会いたい人がいるのに簡単に会えない現実があるって、すげー寂しい。
そんな悲しい状況が、今もこの二国間には存在してるってのを、思い知らされた。
仲良くしたいのに、出来ない。
辛いよなー。

主演のソン・ガンホは最高に渋い。
日本で言ったら誰よ。原田芳雄あたりですか?
演技力あるなー。
ビョン様はブレイク前。出てたんだ!!って感じ。
まぁそんなのは置いといて、イ・ヨンエですよ!!
キレイすぎ。惚れました。
なんか浮いちゃうくらいキレイでした。
こんな人が調査官だったらオイラ迷い無く自白するがな。


「兄貴って呼んでいいかな?」


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