ネバーランド(04年.米、英)

監督 マーク・フォースター
主演 ジョニー・デップ、ケイト・ウィンスレット、ダスティン・ホフマン


アカデミー賞に七部門くらいノミネートされてるわ、ジョニー・デップが主演だわで、結構話題になった作品。
ジョニー・デップと言えば『海賊物語』・・もとい『パイレーツ・オブ・カリビアン』が記憶に新しいわけで。
そして浅井んちで、一回観る機会があったのに途中(つーか序盤の序盤)で寝ちまって結局どんな話か覚えてない(つーか知らない)っていう。
でもジョニー・デップに関しては、すごい強烈に覚えていた。
「うわ〜、この人海賊やん・・。」って感じに。
もうワンピースに出てきてもおかしくないレベルだったな。
まぁ要はすげー役になりきってたってことですね。
で、今作。
もうね、全然違うんだよジョニーさんが!か、海賊じゃねぇ・・・。
すごい見た目も心もクリーンな人になってました。
そう、この人は、役を演じるんじゃなくて、役になることができる人なんだってことが分かりました。
海賊の匂いなんて残ってないもんよ。

ストーリーは、「ピーター・パン」が誕生する過程を、作家バリ(ジョニー・デップ)と、ある家族とのふれあいを通して描いている。
その家族っていうのが、マジきれいな未亡人(ケイト・ウィンスレット)と四人の子供たち。
四人の子供がみんな演技うまくて、特に光ってたのが、夢や空想を嫌う三男ピーター(フレディ・ハイモア)。
こいつ一人にオレは泣かされました。
ラストのほうは、映像と音楽も手伝って、マジ泣いてしまいました。
ただ、最後はすごい悲しさも残ったけどね。
エンドロールは悲しすぎだろ。
でも観終わって時間が経つにつれて、あったかくなっていく、そんな映画。


「ピーター・パンは僕じゃない。・・・この人だ。」


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