溺れる魚(01年)

監督 堤幸彦
主演 椎名桔平、窪塚洋介、仲間由紀恵


まぁなんつーか、IWGPの監督だわって感じ。
映像も、音楽も、ノリも、なんかIWGPを彷彿させてて、オレ的にはよかった。

ストーリーは、捜査中に着服しちゃった白州刑事(椎名桔平)と、女装癖があって、婦警の制服を窃盗しちゃった秋吉刑事(窪塚洋介)が、 自分の罪をチャラにしてもらう代わりに、警察内部の事件を追うことになって、でもその事件が意外な展開を見せて・・・。
って感じだけど、まぁいいや。
オレの好きな桔平ちゃんと窪塚が出てるってだけで満足だよ・・・。
いや、ストーリーも確かに渋みはあるんだよ。でもやっぱり堤さんだな・・・もう後半は暴走しすぎ・・・。
笑うしかないって感じよ。オレは好きだからいいけど、これが合わない人はきついかもなぁ。
だって前半はもの凄く期待させるような流れなんだぜ?
映像も綺麗で抽象的で。
だから後半の破滅っぷりは凄かった・・・これは引く人もいそうだな、と。何度も言うけどオレは好きだよ笑。

それにしても驚かされるのは、窪塚の女装の似合うこと似合うこと。
足とかめっさ綺麗だし、下手な女性より素敵だったわ。この作品中で、彼より綺麗だったのは仲間由紀恵だけだったのは言うまでもないっしょ。
今は亡き(?)IZAMとのシーンとか、ホントにエロティックで、マジ見とれましたから。
桔平ちゃんも、なかなかの三枚目ぶりがよかったね。要所要所でカッコイイところを見せるからすげーんだよなぁ。惚れ直しました。
仲間由紀恵はどうもTRICKとダブる・・・。でも、「あ、この人はきれいなんだな」って初めて思った。うん、きれいだね。
あとはそうだなー謙様が出てるわけだが、もう最高に渋いッスね。後半は、ある意味渋いッスね。
成宮君がオカマ役で出てるのは、なんとも言えない感じですが・・・。

まぁ、軽いノリで見ればよし!
エンディングの鬼束ちひろは抜群でした。


「なにもかも全て、壊れちゃえばいいのに・・。」


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