ROCK IN JAPAN FES. 2006 二日目


自分せっまいカプセルホテルで9時間寝ましたから・・・。

つーわけで昨日とは打って変わって体調は万全。
人は昨日より多いが、相変わらず空はきれいで、気持ちは断然ハッピー方向へ。



入場後は、場所取りをでむに任せて一気にグラスにあるアーティストグッズ売り場へ。



競歩とジョグを混ぜたようなスピード感溢れる動きでどんどん前を目指す。
なぜそんなに急ぐのかって?
おいおい愚問ぜよ・・・。

今日は
HAWAIIAN6でしょうが!!!

本気出さないと買えないんじゃねーかっていう情報を元に、朝も早起きして急いでいるわけですよ。
そして、見事にかなり前線にスタンバることに成功。
執念は力になるわ・・・。

D介さんからも「黒TのS」を頼まれていたので、自分のと含めて買ったところ、

「いやー、モリTが欲しかったんだよね。」

と、残念なくらいテレパシーに失敗・・・。いや知らんがな。

それにしても、結果的にハワイアンは相当な数のTシャツを用意していた模様で、別に急がなくても買えたっていうね・・。
でもまぁ全く待たずに買えたから勝ち組ですよ。ってことにしときますよ。



グッズを買い、でむが確保した陣地に戻ると、まさかの
Y本様合流です!!

来るなら来るって言ってくださいよ・・的な再会を果たした。
不思議なくらいダサい帽子が似合い、不思議なくらいグラサンが似合わない彼女と、その友達の”ささやん”の合流は非常に心強かった。




なんとかD介さん、ホソイさん、D介さんのツレとも合流し、大人数でまずは一発目のアクト、
フジファブリックへ!!

まぁ二日前に観てるからいいやーって感じだけど、相変わらず人多いなー・・。
今回はめっさ後ろで観てたので、志村のイケてる動きはあまり観れなかったけど、うん、まぁいいや。



その後はみんなでグラスへ移動して、今フェス最大の見所、
オレンジレンジ・オン・ステージ!!

いやー、こいつらを観るためにひたちなかに来たと言っても過言ではない。
ま、実際サビの部分まで来ないとなんの曲か分からない。それどころか大半の曲はサビに来ても分からないという非常事態だったが、
とにかく人が多いし、その雰囲気だけで楽しめたって言っても過言ではないね。
見所とか言って、1mmも観ずに、みんなで茶屋ビレッジに入り浸る。
ここで食ったマンゴーアイスなんたらがマジヒット作でしたよ・・・。炎天下で食うシャーベットはクーラー効いた部屋で食うより7倍旨いし、
冬にコタツに入って食うより1.2倍も旨いわけだよ。



と、まったりしているとレンジマニアのでむが、

「こ、これって”花”じゃないッスか・・・?」

と狼狽し始めた。
うん・・・確かにそうだ・・・。これだけはオレでも知ってる・・・。

ついに、ついにひたちなかに
”花”が鳴り響いたんですよ!!

そりゃあもう感動だったね。
「じゃあぼちぼちレイクに戻りますか。」って言っちゃうくらいの感動だった。ありがとう。

レイクに戻ったのにはわけがある。
伝説第一章。

MASTER LOWですよ!!
ハッキリ言って、観なきゃ損。また当分観れるわけないから・・・。

マスター前の
BENNIE Kが、なぜかこの日のレイク最大の集客を誇っていたのには驚いたが、
んなことは置いておこう。
オンタイムでマスター登場!!
主役のLOW IQ 01は・・・マジでオサレ!!カッコよすぎ。なんすかハットに杖に白ジャケって・・!!

まぁここだけの話、曲とタイトルが一致しないレベルではあったが、それでも感動するには十分であった。
が、とにかくダイブの多いこと多いこと・・。
小学校の時、一日で一番暑くなるのは午後二時って習ったが、あれは大きな間違いであった。

一日で一番暑くなるのは、
MASTER LOWの時間ですから!!

もうもみくちゃで汗出すぎ。もはやオレが着ているものは、Tシャツと呼べる代物ではなくなっていた。
暑すぎだけど楽しかったわー。

じゃあね、バイバーイ。

なんてどんだけお茶目やねんイチさん・・・。とにかくカッコよかった。

これで一旦休憩と思いきや、二日目はオレを休ませてはくれないらしい。

the band apartが続いて登場ですから・・・。
実際もうボロボロだったが、力を振り絞って最前列へ。てゆーか本当に最前列に行けてしまい焦る。
バンアパのメンツが次々にサウンドチェックに現れ、あぁ、いいバンドやなぁとか思っていたら・・・

まさかの、そのまま演奏開始!!

いやー、一旦下がって再登場とか無いのかよ・・・。ホントマイペースなバンドやなぁ。
でも生で観るバンアパはやはり圧巻であった。カッティング鋭ぇ・・・・!!とか言ってる暇も無い。
鬼名曲
”higher”のイントロが流れた瞬間のあの感じは、今フェスでも1、2位を争う高揚感だろう。
そしてベースのおっさん、原氏のMC。

炎天下に黒いベース晒しとくと・・熱いんですよね。

・・・知るかよ!!

ラストは当然のように”Eric.W”!!
もうね、死ねます。死んでもいい。
てゆーかここは極楽だよね。
ありがとうバンアパ。そしてありがとう、MASTER LOW。


その代償はあまりにも大きかったのか、その後全然動けなかった。
ちなみに同時刻のグラス、アシッドとエルレだったのだが、ここが本当に迷いどころで、苦渋の選択だった。
が、結果的に後悔はしてないね。最高のアクトを見せてもらったのだから。
オレの水分のほとんどを持って行ってしまった2組に感謝だよ。



寝たり飯食ったりでまったりしつつ、あと考えてるのはラストのハワイアンのみ。
が、その前にうれしい誤算が。
レイクの夕暮れに現れたのは
OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDだ。
カウントダウンでオレを死に至らしめたブラフマンの4人が、謎の外人マーティンと、パーカスのカクエイを加えて、
やたらピースフルな音楽を鳴らすアコースティックバンドだ。
オレはレイクのシートゾーンに座って観ていたのだが、その観方は、このバンドに最高にフィットしていた。
こんなに穏やかなTOSHI-LOWは初めてだよ・・・。
フロントのマーティンが主にMCを担当していたが、

欽ちゃん球団デス。

解散シマセン。

と、かなりゴキゲンな展開。しかも「シマセン」ていうよりも「しません」って感じに、
かなり日本語が流暢で笑えた。

水戸はヤンキーばっかで怖かったわ。みんなトシの友達だし・・。

もちろん一言も発しなかったTOSHI-LOWは相変わらず最高でしたが。
そしてラストの曲、タイトルは知らんがとにかくハートに来たね。感動ですよ。
アコなのにこんなに激しくて、それでいて穏やかで。
夕暮れが良く似合う。これまたありがとうなステージでした。


そしていよいよハワイアンへの前哨戦、
10-FEETですよ。
その前に、何故か歴代の陸上部が揃うという、四年に一度の奇跡も起き、僕らのテンションはうなぎ上り。



先日のELVISでキッズ恐怖症になったオレだが、なんだかんだで攻めてしまった。
途中までは中盤だったが、
”River”が流れた瞬間D介さんとアイコンタクト。

(行くぞ。)

前線へダッシュ!!
そのまま夕日に見守られながら、10-FEETのNEET応援ライブを楽しんだ。


合間に
Y野さんに会った気がするが、本日最大の伝説の前だ、忘れよう。



そして待ちに待った伝説がすぐそこに。

HAWAIIAN6登場!!!

あぁ・・あぁ・・YUTA(Vo,G)がかわいすぎる・・・。

そしてウワサに聞いていたHATANO(Dr)のMC・・・かっけー。

「明日(8月6日)は日本にとって悲しい日です。
 もし機会があるなら、8月6日に広島に行ってみてください。
 笑えません。ホントに笑えません。

 オレ達は戦争のない時代に生まれました。
 だからその状況を見ても感じるのは”同情”だけです。
 でもオレはそれでいいと思います。その同情を、誇りに思っています。

 ・・・反戦の歌。」

いやー!!!

その後もHATANO節は止まらない。

「オリコンチャートくそくらえです。
 何枚売れたか?興味ありません。

 趣味・音楽、職業・無職。それでいいと思ってます。」

神様ですか・・・?
昇天寸前。後ろからはダイブの嵐。
「約束の歌」
”Promise”では失神しそうになりましたよ。

そしてラスト。

「お前ら、モッシュピットって知ってるか?
 ここは野外だけど、ライブハウスと変わらないから。
 無理しない程度に騒いで楽しんでいけよ!!」

スタッフ的にはマジかよ発言だけどオレ達は「あずーす!!」状態!
残念ながら最前列(いつのまに)に行ってしまっていたため、円になってはしゃぐことは出来なかったが、出し切った。
こんなに出し切ったことはない。
終わった後の、あの気分。

そういうことなんですよ!!

とにかくみんなで握手しまくり、僕らは何かに感謝していたんだ。
何かって、それはもう、この空間に、この空気に。

そして、
HAWAIIAN6というレジェンドに!!!



ありがとう、今まで生きていて本当によかった。
終わった後に飲んだ「MATCH」がこんなに旨いとは思いませんでした。


え、・・・明日もあるんすか!!
HPがマイナスですけど!!!


〜本日のベストアクト〜

1位・Rainbow Rainbow/HAWAIIAN6

2位・higher/the band apart

3位・MASTER LOW(というかLOW IQ 01)という存在。


大丈夫だよ!さぁ!あの虹を越えよう!
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