ROCK IN JAPAN FES. 2006 三日目
三日目の朝も早かった。でむに至っては無駄に4時半起きだ。
今日は朝からY本さん・ささやんペアと合流し、一緒に入場を待ちましょうって流れ。
そして今日の物販は伝説が起こるはずだ。
E.YAZAWA降臨なのだから・・・。
やっぱり四人もいれば待ってる時間もおそろしく早く過ぎる。
フェスは大人数に限るなぁ!って改めて思ったよ。てゆーかこの人たちと合流できて本当によかった。
なぜか昨日でむのふくろに入っていたグラサンで遊んでいたら、あっという間に開場しましたよ。
今日の陣地はグラスにするので、移動中かなり腕に負担が。なにせデカデカのクーラーボックス持ってますから。
氣志團グッズを狙うでむは、あぁ、短距離選手だったんだなと思わせるダッシュで、一気にシートをひいて物販にさらにもうひとダッシュ。
オレ達はクーラーボックスを、シートに置いてから物販へ。
行く途中、E.YAZAWAグッズ売り場が、まだそこまで並んでいなかったので、チャンスは今やとばかりに、自分も走りましたよ。
確かにあの時、オレはK内様を超えた。
気迫で、1分も待たずに買える位置をゲット。
ホント、ハワイアンにしろオレは物販に強いかもしれん。
そこで伝説の「E.YAZAWAタオル」をゲッツしました。
その後一瞬にして尋常じゃない行列が出来、一瞬にして売り切れた。
勝った。
デスノートを再び手にしたときのライトばりに、オレはニヒルに笑みを浮かべたのは言うまでもない。
勝つってのはこういうことなんだね。昨日のハワイアンは誤算さ。
各々が欲しいグッズを手に入れ、続々と陣地に戻ってくる。
ちなみに自分、ささやんに「カエラタオル」頼んでましたから・・・。
その後まったりツアー組も合流し、いよいよ祭り最終日、本格的にスタート!!
したものの、まだ時間も余ってることですし、ハングリーフィールドへお出かけ。
そこでまずはすでに二食目という「ナン付きチキンカレー」を食べ、しかも、しかも・・・
ビアー・・・・
朝っぱらから生ビールですよ・・・。祭りならではや・・・。
この開放感がたまらない。
ちなみにオレは運転するけど、まぁ午前中ならいいっぺや。
腹も満たされ、あまりにも痛々しいグループ魂のステージを声だけ聴きながらみんなまったり。
なにせ、でむが確保した場所が、グラスを臨むベスポジでその場にいながら雰囲気を楽しめる、最高のロケなわけですよ。
まさにグッジョブやわ。
この日の午前はマジでまったり、ピースフルであった。
ちなみに梅酒まで飲みましたから・・・。
そしていよいよ動き出す時が来た。
そう、僕らのアイドル木村カエラの出番ですよ〜。
もう生でカエラが観れるなら、それこそ死んでもいいんちゃう?ばりに幸せな時間であった。
「あっちー。あっちーよー!!」
ホントそれだけで昇天モノだったし、言える事は「むっちゃかわいい。」だけであった。
彼女に送る言葉なんて、オレはそれしか持ち合わせていないよ・・・。
いいかい、下界にもどってからオレが「むっちゃ」なんて使うかよ・・・。それほどにカエラはむっちゃだったのだ。
天使はこの世に存在したのであった。
その後は小休止。始めに言っておくと今日はグラスから移動はしない。
結局チャットもZEPPで観たからいいしね。
そんなわけで余裕を持って行動できるんだね。
ダラダラ陣地ではしゃいでいると、サンボマスターの時間がやってきた。
ま、自分あんまり乗り気じゃなかったけど、中盤あたりからD介さん達と共にスタンディングゾーンへ。
D介さん曰く、去年ほどの伝説じゃなかったっていうけど、まぁオレとしてはまぁいいんじゃん。って感じでした。
そして氣志團が始まるのに合わせて少しだけ前に進む。
Y本さんは、少しだけ寝る。
んで氣志團ですよ!!
オレは本当に見直したよ、こいつらのことを!!
氣志團って、最高のコント集団だったんだね★
とにかくMCが面白い上に、動きに一切の無駄がない。
計算されつくしたそのステージさばきにオレは完敗さ。
昔からのファンたちはどう思ったかは知らないが、オレみたいなヤツにとっては最高のステージだったね。
とまぁここまではまったり観てましたが、ここからが今日おそらく一番はしゃぐことになるであろうステージが始まる。
そう・・・BEAT CRUSADERS!!!
グラスのほとんど最前列の位置で待機。
後ろからも熱気が感じられる・・・。やべぇ、ビークルでかすぎ・・・。
当然のように”〜SASQUATCH〜”をSEにしてお面軍団がやってきた!!
そして人の押し寄せること波の如し・・・。
僕潰されますぅとか言う猶予は与えられない。そう、ここは「幸せ」に満ち溢れた戦場なんだ。
世界のどこにも、みんなが笑っている戦場なんて無いだろう?
それが、いとも簡単に、HITACHINAKAっていう場所には生まれちまったんだ。
音楽って、そういうことなんだよ。
恒例の「おま●コール」も飛び出して、みんなゴキゲン!!
さらに恒例の「女の子だけのおま●コール」!!!
軽く興奮したわ。
”FEEL”、”JAPANESE GIRL”などのおなじみから、
スプリット盤に入っていた”FOOL GROOVE”そして新曲と、幅広く演奏してくれた。
もう捨て曲ねぇ。
全部ノレたっつーか、もうね、
ハッピーや。出し切ってオレはハッピーや。
体はボロボロ、服もボロボロ。なのになんでこんなに心は爽やかなんだろう。
そう、ホントに何もいらないんだ、これ以上。
幸せなんだから・・・。
疲れた体を癒すため茶屋ってみました。二回目のマンゴーアイス。
そして振り返ると夕日。
あぁ、祭りも終わっていくんだな・・・。
遠くから聴こえる吉井和哉の歌声が、妙に切なく感じました。
そして。
パーティー全員集合で、ラストはもちろんそうだよね。
E.YAZAWA!!!
まさに徳川家康レベルの大物の登場を待つあの時間。あれほどの幸福はもう当分あるまい。
てゆーか午前だけに抑えるはずのビールを、ビークル後に思わず飲んじゃってさらにテンション↑↑
大物らしく3分くらい遅れて・・・って、照明落ちちゃったよ!!
と思っていたら、ステージ左右からバイクの爆音が!!!
いやーもうダメだ耐えられない!!!これが家康レベルなんですね、ロッキンオンさん・・・。
程なくして、ステージに現れた伝説、いや、神。
白のスーツ・・・まぶすぎ・・。そういやマイクスタンド特注じゃん!!
「イエーイ!!!最高だじぇーい!!」
あまりにもかわいすぎるMCのあと、神は僕達に、天国を見せてくれたんだ。
ハッキリ言って、一曲も分からないよ。
でもそれすら関係ないんだよ。
わかんなくたって、同じ空間にいられるだけで、それで十分なんじゃないかってね。
マイクさばき、スタンドさばき、てゆーか歩いてるだけでこのオーラ。
明らかに他とは「違う」これが本物、モノホンだ・・。
「酒飲みたーーーーい!!」
「みんなも・・・旨いビール飲んで帰ってね☆」
・・・ハイ!!
アンコールではなんと上裸に白ジャケ、そしてハット。
スカまで従えてのラストアクト!!
花火とか上がったけど、いやいや、比じゃないくらい華やかなのはあなたですよ!
オレはあの、みんなでやったタオル投げを忘れない。あの全員のタオルが宙に舞った光景を忘れない。
神様、ありがとう。
表現が陳腐になるのは仕方が無い。
オレに語彙力が無いのもあるし、なによりマジであれは観なきゃ伝わらない。
一生の思い出ができました。
終わった後のみんなの思いはただ一つ。
もう死んでもいい。
だから言ったじゃん、天国と書いて、ひたちなかと読むってさ。
祭りの終わりが近づくと感じるあの切ない感じ。
今回もやばすぎた。
帰りたくねーよ!!現実に戻りたくねー!!
でも、それ以上に思った事は、このフェスがあったから、これから一年間、なんとか頑張っていけるんじゃねーかってこと。
I LOVE MUSIC!!!
アンド・・・I LOVE HITACHINAKA,OK.
来年も、絶対行くぜ。
〜本日のベストアクト〜
1位・E.YAZAWA
2位・女の子だけのおま●コール
3位・ナン付きチキンカレー