ROCK IN JAPAN FES. 2009 三日目


時間が経つのが本当に早い!!
というわけであっという間に最終日です・・。

素敵ホテルに別れを告げ、
潮来に関しては永遠にさようならをし、
パーティーは聖地・ひたちなかへ出発。

年々、そして日に日に貪欲さが無くなっていっているため、
本日はかなりギリに到着。
それで慌てるでもなく、まったり陣地を確保。
んで、ダラダラとハングリーへ。

早くもベテランの風格・・・。


まぁ朝一はこれでないと・・・。




普段から”朝カレー”を愛用している私にとっては、
”朝ナンカレー”も何の抵抗も無く食せるわけだよ。

で、テンションがまだ上がりきっていない段階での
陸部Perfumeポーズ。

こればっかりはひどすぎる・・。


さぁ、そろそろ10時半やで!!
いきなりテンションがてっぺんに到達できるステージの始まりや!!


E........YAZAWA!!!!


最高。
初参戦の時に、全てを持ってかれたキング・オブ・ロックに、またお会いできるんですね・・・しかも朝から。

実は前日ホテルの部屋で、ドラクエをやりながら見てたジャパンカウントダウンで、
矢沢特集をやっていたんだけど、
そん時のYAZAWAが本当にロックすぎて、もうスタートする前からテンション激↑ですよね。

以下、MCだけ書きます。

「なんかもう・・・天気もちょうどよくな〜い?」

「YAZAWA・・・朝の10時に歌うの・・初めてでぇす。」

「渋谷さーん、来年も出させて〜。」


文章だけだと、下手すりゃカエラよりかわいいぞ・・。

鉄板
”止まらないHa〜Ha”でのタオル投げも、我々前回よりもスムーズにできました・・・。

ってことで時間はかなり短かったけど、それでも十分にオレらを熱くしてくれたキングに感謝!!


今回のパーティーは、意外とPOLYSICS好きが多く、この感動もそこそこに移動。
残るメンバーも鉄板でホルモンなものですから、

早くも孤立しましたけど。

まぁなんか相変わらず眠いので、とりあえずナヲ姉のMCをバックに昼寝オンザ陣地。

そして、次のお目当て
たむらぱんに一目会いに行くため、そそくさとシーサイドへ。

要は
「のーぞ、のーぞ、のぞみー♪」が聴きたかっただけなんだけど、
果たしてやってくれるかどうか・・・ていうかたむらぱんて誰?

そして、かなり居心地のいいシーサイドステージ(ワゴンカフェとかあるし)にたむらぱん登場!!

こ・・これは・・・!!


木村カエラの1/5くらいカワイイ感じ・・・(曖昧・・)

やはり会場の大きさに見合ったかわいさというか・・。
でも普通に小さくてかわいくて、雰囲気も似てる。

んでもって、歌全く知らなかったけど、すげー耳触りのいい声で、
全部聴いてて気持ちのいい曲だったなぁ。

ふにゃんにゃんはやってくれなかったけど、意外な発見ができてよかったわぁ。

シーサイドからの帰り道、関西風男三人組が、

「てゆーかカエラに似てるから”きむらぱん”やな・・。」
というくだりで大爆笑、延々と”きむらぱん”っていう最悪の流れを繰り返していたため、
若干イラッとしてました。

決して面白くはない!!ていうか笑えない、シュールすぎて。


実は次に見たいのも同じくシーサイドのHALCALIだったんですが、
時間がめちゃ空いたので、ホルモンチームと合流するべく茶屋ビレッジへ。

そこには、すでにHPを使い果たしたパーティーの姿が・・・。



魔人・D・ブゥは、一瞬寝るだけで体力を回復する術を持っているので、
この後すぐに起きました。

そして改めてシーサイドへ。
すでに行く途中の道から混み始めていたものの、なんとかステージが見えるところまで移動。
HALCALIも結構人気だなー。



そしてHALCALI登場。

雰囲気が普通にかわいい!!

堂本兄弟に出てるボブくらいの子が、遠目かわいかった。

で、もちろん曲を全く知らないので、ある程度聴いて撤退。
雰囲気勝負でいい感じでした。

ちなみに、あとでリポートとか読んだら、
最後の最後でちょこっとcubeのCMで使われてる
”今夜はブギーバック”をやってくれたらしい!!

それだけ後悔だわぁ・・・。


でも、戻ってきたグラスで、そんな後悔を弾き返すくらいのアクトを見せてもらいました。

Superfly!!

小さいのにパワフルな彼女。
生で聴くとあの歌唱力というか声力が半端じゃない・・・。
軽く泣けるくらい。

”愛をこめて花束を”では、実はこらえるので必死でした自分・・。

そして中盤、
”やさしい気持ちで”が流れてきたときには、

めざましテレビ→早番という連想で吐き気が。

それだけは勘弁してほしかったのに・・・いい曲なのにごめんね。

んで、
”恋する瞳は美しい”はもうぶっ飛んだね!!
超クールでカッコいい!!
グイグイ乗ってきたところで・・・もうちょい残っていたい気持ちを抑え、僕はある場所へ向かったんだ。


そこはウイングテント。
初参戦時、RADWIMPSを生で拝んだある意味ひたちなかでも他を圧倒するサンクチュアリ。
グラスの真反対にあるため、非常に時間がかかるものの、
それでもオレが向かったわけは・・・。

S・B・K!!!

そう、スケボーキング!!
願わくば・・・あの曲を・・・・。


そしてオンタイムに登場!!

SHUN渾身のMC!!

「二階席!!一階席!!アリーナ!!

 ・・・まぁRIP SLYMEのRYO-Z君のパクリですけどね。」


「お前ら・・・携帯でもライターでもなんでもいいから火を灯せぇ!!

 ・・・まぁ昼間だから分かんないけどね、一回やってみたかったの★」



意外と面白くて笑ったわ。
ちなみに二つ目のヤツは前日のKJのパクリです。
お前・・アイデンティティは?


曲もタイトルは分かんないけどアルバムで聴いたことのある曲中心で、
当然カッコいい。
SBK意外と好き。

でもあの曲が一番好きなんだけどなぁ・・・。


そしておもむろにSHUNが、サポートドラム(Dragon Ashのメンバー)のところへ行き・・・、

「こいつがいるのに、あいつが来ないわけがないよなぁ!!?」


・・・。

超・粋。

一瞬の静寂の後、オーディエンス全てが一気にテンション爆発!!

そして・・・
KJ降臨。


今フェスのベストアクトがこの瞬間決定しました。

”episode V”

マジで興奮した。
マジで飛んだわ。


ウイングから帰る人全員が、もうなんか興奮冷めやらぬとかそういうレベルじゃない、
とりあえずテカテカしてました。

いやーウイング選んでよかったわぁ。
SBK好きの同期は、ポリのハヤシ(DJブース)を選んだために脱出不可能になり、SBK断念。
死ぬほど悔しがってたので、相当心地よかったです。優越感。


なんかすでにベストアクトを見てしまったので、変に満足してしまい、
森のキッチンで休憩。



朝カレーのあとは、平気で昼カレーもいけます。

そういえば清志郎・・・今年は確かYUIもカバーしてたっけなぁ。
世代が違うから、ほとんど知らなかったけど、
でも妙にさびしいです。
一回生で聴きたかった・・・。


そして心も体も満たされた拙者は、陣地へ戻り、カシマシ・・・を軽くスルー。
もっかい来た道を戻り、今度はパークステージへ。

最初は後ろでまったり待ってたんだけど、
時間が近づき、どうしても我慢できず、結構前へ移動。

そうまでして見たかったバンドは・・・
BIGMAMA

前回見逃したので、今回が初。
ぜひとも押さえておきたいところでした。

それにしてもなんかあれだね・・・イケメンっていうか・・女の子受けのよさそうなルックスのバンドだね。

事実として、フロントは女子率高し。

一番前は
なんだかエルレの匂いがしたので避けました。

全曲捨て曲無しバンドなので、十分にノレたけど、
なんといっても
”CPX”、これはヤバかった。
イントロ流れた瞬間ギュイーンって感じ!!
そしてフロントは予想通りモッシュの嵐・・・。

完全にエルレを踏襲している・・・。
マジで避けといてよかった。

それにしても
バイオリンの娘も雰囲気がすげーかわいかった!!

雰囲気勝ちの娘多くない?


なんにしても非常に満足して、グラスに集結しているメンバーの元へ合流したのでした。


グラスでは
KREVA先生が演説中。

”音色”後に無事合流できたけど、
そっからのMCがすごすぎたわ・・。
要約すると、

「ぶつかったら謝る。当たり前。」

・・まぁ言いかえれば「いじめ、ダメ、絶対」みたいなもんだと思うけど、
とまどいを隠しきれない僕ら。

「つーことで今年以降一切、キックザカンクルーは呼ばないことにした。」

えー・・・じゃあ陣地戻ろうかなーと思った次の瞬間、先生は信じられない一言を発したのだ。


「代わりにオレにしか呼べないゲストを用意したから・・・。

 LITTLEとMCU!!」


結局呼んでんじゃん!!


まぁキックを拝めたからいいですけど、なんだか言ってる言葉がよく分からなかったよ先生。

マニフェストぶれてない?


で、当初の予定では、この後レイクに直行して
the HIATUS
細美さんの新バンドを覗くとともに、ありがたいお言葉をいただこうかって感じだったんだけど、
完全にだるくなり、

ハイエイタス→ハムエイタスに路線変更。

D介さん、でむとラストみなと屋に並び、
途中D介さんが
トイレイタスで抜けてしまうというトラブルもありつつ、
なんとかハム焼きにたどり着けました。
ちなみにオレは、すでにハム焼きを食い飽きるくらい食っていたので、
例の豚ドックにしときました。


これで全員準備万端。
大トリに臨むのみ・・・。

夜になり、テンションはいよいよマックス。




もうグラス後方でいつも通りな感じに。
あぁ・・・永遠にこの時間が続けばいい。

だが無情にも、ラストのアーティストが紹介された。


ユニコーン

今年再結成された伝説のバンド。
実際オレはよく知らない。
曲も朝の車ででむPodから何曲か聴いただけ。
要は民生でしょ?って感じのイメージしかなかったわけだが・・・、今夜それがひっくり返されるとは・・。


揃いのつなぎをまとって現れた5人。

確かに・・なんかカッコいい。

みんな巧いし。
それより何より驚いたのが、何曲かした後、ベースがおもむろにフロントに立ち歌い出したってこと。


ユニコーンの凄いところは、全員が演奏も歌もできて、しかも方向性がバラバラってこと。
すげー・・・。
全員がボーカルできるってヤバい・・、普通に巧いし。

”WAO!”が流れて、「これは知ってるで!!」ってテンション上がったものの、

これ歌ってるの民生じゃねぇんだ!!

ビビった・・。
ずっと奥田民生のワンマンバンドかと思ってたわ・・・。
歌ってた阿部義晴もカッコいいです。


やべー、ユニコーン帰ったらレンタルで借りよう!!って思っていたら、

”大迷惑”!!

これはいいわ〜!
パーティーはその瞬間全員、後方で形成された輪に吸収されていったけど、
オレは一人その場に残り、ユニコーンというバンドに酔ってました。
カッコいいな、と。

なんでそんな人気なんだろうって不思議だったけど、
この目で見て、聴いて、ハッキリ分かったわ。
そりゃ人気ですよ。

で、アンコールは
”すばらしい日々”

言うことないです。
素敵です。
これ以上ないフェスの締めですわ。

花火が打ちあがるくらいに全員と合流し、記念撮影。
マジでみんないい顔しとるわ・・・。



これ全員社会人ですけど・・・。
メンツも固定だからなぁ・・。

そろそろ・・・新規開拓が急がれるね。

後輩!!


とまぁそれはそれとして、KREVAじゃないけど、
今年もやっぱり楽しめたーって感じす。

去年よりも仕事内容がグローリーになってしまい、
フェス中も3日中2日は電話がかかってくるなど、
心躍る展開が多々あったんですが、
それでもここには来なきゃいけないなって思いましたよ。

ダイブ・モッシュ禁止がどうとか議論が過熱してますけど、
正直、草食系のオレにはどちらでもいいわけで。
他のフェス行ったことないから比べようがないけど、
オレはロッキン、そしてひたちなかが好きですよ。
だから来年も、絶対行きます。
先輩も後輩も蹴散らして、連休取ります。

一年分のエネルギーもらう場所だからね。

まぁその大半を寝てるわけだが・・・。

ってことで、今年はここまで。
またいつもの日常に戻りましょう。
来年、またここで。


にしても・・・結局3日間天気もったなぁ・・・。

革命的にすげぇ。


と感心した矢先、駐車場を出た瞬間雨が降り始め、
帰りの高速、茨城県内はゲリラ豪雨並のゲリラ豪雨でした。


渋谷氏はここでダンスパウダーを使ったわけか・・・。


ダイブ・モッシュはともかく、ダンスパウダーは禁止にしちゃダメ、絶対。


〜本日のベストアクト〜

1位・ダンスパウダー / ロッキンジャパンプロデューサー渋谷陽一

2位・episode V / SBK feat.KJ

3位・BIGMAMAのバイオリンの娘


すばらしい日々だ 力あふれ 全てを捨てて僕は生きてる。
君は僕を忘れるから その頃にはすぐに君に会いに行ける。
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