the band apart SMOOTH LIKE BUTTER TOUR

@さいたま新都心 HEAVEN'S ROCK


2009年5月26日。
記念すべき今年度初の連休初日。
今年度初のライブに行って参りました。

元々5月が火曜休みだったからチケット取ったんだけど、
まさか連休と重なるとはね・・・。
これで次の日の事を考えずに暴れられる・・・と思いきや、
最近は本当にお疲れーしょんな日々だったので、
完全に守りに入ったライブとなりました。


朝からいい天気だったので、
とりあえず家事全般を済ませ、
家賃も振り込み、万事を終えて午後、さいたまへと出発。

さいたま新都心っていうと、なぜか無条件に佐野を思い出す今日この頃ですが、
いかがお過ごしですか?

で、念のため早めに行ったものの、
首都高すら空きまくってて予定より早く到着。
不安視されていた駐車場もがら空きと、流れがいいんだか悪いんだか・・・。

とりあえずHEAVEN'S ROCK(以下HR)の場所確認に行ったら、
予想を上回る小ささなのね。

まだ開場まで時間があったため、
まさに「地域一番店」って構えの『書楽』という本屋に突入。
「百貨店最終戦争」的な見出しの日経ダイヤモンド(的な雑誌)を立ち読みし、
ちょっぴりセンチになりつつ、時間になったのでHRへ。

まぁ入ってみたら完全に
横浜F.A.Dを思い出したよね・・・。

心地よい小ささ・・・。

今回も対バンということで、
まぁ
モックは勘弁・・・状態な僕でしたが、

なにやら
ASPARAGUSとのこと。

おぉなんかよさそうじゃん!
でも全く聴いたことがないっていう。

で、予定より10分遅れでアスパラ登場。
あぁ、カエラのギターの人じゃん!!

というか、
E藤がいい感じに年をとった風貌すね。

そんな彼ら、初めて聴いたけどなかなかよかったです。
普通にいいって感じ。
もちろん曲名とか分からんけど、とりあえず今度借りてみよーって思った。
MCもほんわかしてておもろかったし。

「じゃあラスト4曲やって、昇天ってことで。

 まぁ・・昇天するかしないかは皆さん次第ってことで・・。」


って流れでラスト4曲は相当ノレたよ。


いやーやっぱモックじゃないから前座からいい流れでバンアパに臨めるわ〜。

そしてそしてお待ちかねの
the band apart登場!!


ちなみにスタート時、完全に後方待機だったんだけど、
まぁ始まってみんなが一気に前に出たらどうするか考えよーって思ってたんだけど、

不動。

おぉ・・・。
山の如し・・・。

おまけにほぼ中央に立ってたんだけど、
オレの左前に、会場で一番背の高いヤツが
それこそ不動明王かのごとく立ちはだかっていたため、

全く原さんが見えないという最悪のコンディションの中、ライブスタートなわけや!


のっけは
”Falling”

いやーやっぱバンアパはいい!
この感じ、気持ちよすぎ。
頭が振れる振れる。

”shine on me”とかもう・・・ぶっ飛べる。

「いやー、なんもねーな、ここは。

「母の日は、カーネーション買う金が無かったので、『無限プチプチ』を買ってあげました。」


と、相変わらず原さん絶好調っす。

ちなみにこの頃になると、
池上のディフェンスよりも定評がある堀口のポジショニングで、
ナチュラルに不動明王の真横につけ、
もはや視界に敵なし。
しかもホントにちょうどセンターライン、
ステージの中央に掲げられている「HR」マークを完全に正面に捉えるという、
理想的な位置をゲットしてました。

これで原さんも川崎氏も見れる・・・。

そして・・・
”higher”!!

やはりいつになってもこのイントロは鉄板・・・。
ここらへんで流れに乗って前に出ちゃおうかな・・って思ったんだけど、

不動・・・。

そんなバカな・・・。
さいたまどうした?
ひらがなだから?

次の
”my world”→”real man's back”のつなぎの部分で、
まさかのミスが。
一旦演奏を中断するというハプニングが。

でも原さんが
「じゃあ・・”my world”の最後らへんからやり直し。」

とか言って、そっからマジできれいにやり直すから驚きでしたよ。
ミスってもカッコいいっていうかマジ巧い!!
ある意味貴重なものを見せてもらってラッキーでした。
しかし”real〜”も間違いない。

”coral reaf”も、この狭い空間で、真正面から受け止めると鳥肌だね。

次は・・・
”Eric.W”!!

さぁ・・・さいたま、どうするんだ!!?

かろうじて4,5人が前進!!

いやーいいよ!!
この一歩は決して大きくはないが、埼玉県人にとっては偉大なる一歩なんだよ!!

でもオレの前の人は動かずだから、オレ自身は前に行けなかったよ!!
最初から前に行っとけばよかったよ!!


というとてつもない後悔の念に苛まれつつ、
ライブは最終盤へ。

「じゃあ、まぁこっちは3曲なんだけどバーっとやって昇天ってことで。

 まぁ昇天するかしないかは皆さん次第ってことで・・・。」


という心地いい被せを見せつつ、ラスト3曲。

”KATANA”→”from resonance”→”beautiful vanity”

最高。特に”KATANA”がヤバ過ぎる!!
あと”beautiful〜”の入りのベースもね。
逆に気持ち悪くなるくらい気持ちよかったわ。(?)


で、バイバイ、と。


埼玉県人アンコールの拍手があまりにも小さくて合ってない!!

驚愕の事態に、さすがのオレもいつもはしない手拍子をしましたよ・・・。
ホント、ハラハラさせるわ・・・。
大人しすぎる・・・。

それでも空気を読んで再登場してくれたバンアパに感謝。

ラスト2曲は
”cerastone song”→”Waiting”の流れ。

最後は
E藤も裾に出てきて手拍子と、
かなりピースフル。
バンアパらしい空気感のライブでした。
はける直前の原さんによるソロベースも神だったね。

小さいハコだったけど、
ロコみたく屈強な男たちは少なく、
自分を始めとした草食系男子と女子が中心だったので、
まったり楽しめたよ。
小さいハコ恐怖症は克服できたかな。
ただやはり惜しむらくは、自重しすぎたこと、
というよりか、埼玉県をナメてたってこと。

県民性が大人しすぎる!!

とか言って他県からも来てるよね、おそらく。
今度は初めから前に行きます。
やっぱバンアパは前線でぶっ飛びたい。



ん、待て待て。

オレも(元)埼玉県人じゃん。(すっきり)


簡単には抜かない彼の刀。
一度抜いたら容赦はないのさ。
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