オーバードライブ菅平
M木「おい、先輩が部屋に入ってきたのにその態度は何だよ、あぁ?」
まめ「す、すいません。」
M木「そんなんで済むと思ってんのか?」
ホリ「おいおい、もうやめとけって!(すでに半笑い)」
M木「まぁホリさんがそう言うなら・・(完全に笑い)」
イエーイ。
つーわけで2006年夏合宿いってみようか。
一日目
まぁ今回も車で行くことになったので、少し早めに家を出たのね。
でも平日朝の目白通りは鬼混みなのね。まぁそれはいいのよ。
でもめっさウ●コしたくなってしまったのです。
渋滞、動かない車。そして、便意。
そう、ある意味この時点から合宿は始まっていたのかもしれない。
振り返ってみて、合宿中の全メニューの中で一番きつかったのは、この「朝の目白通りペース走(キロ20分)」だったのだから。
命からがら学校に到着(軽く遅刻)したものの、部員達へ挨拶する前にトイレにダッシュ!(左膝負傷気味)
勝った瞬間のあの気持ちが、僕達を再び戦場に向かわせるのかもしれないね。
さて、今回のパートナーは、バスが出るっつーのにあえてオレの車を選んだ戦士ミヤパイ。
二人ドライブスタートです。ちなみに、もう一台、佐野っちカーも出動(彼も遅刻)。
H田先生を乗っけてこちらもスタート。
学校までの道のりと打って変わって、道がめちゃ空いていたので、車班は非常に快調。
遂には先に出発したバスを追い抜き、横川SA後は、一気に勝負を決めてしまおうかとばかりに160km/h攻勢。
いやー、自分の車、速度表示180km/hまでしかありませんから・・・。
菅平到着後、買い物のために車班は西友へ。
と、後から着いた佐野っちのテンションが妙。
佐野「・・・オービス引っかかったかもしんねぇ・・・。」
・・・。
んなバカな。(冷や汗)
結論はまだ出ていない。
だが、この出来事が二人の合宿への集中力を(多少)奪った事は間違いない。
そしてこの日の夜、堀口君はあまりの恐怖のためか、パパに電話をしたとかしてないとか。
ホリ「なんかー、オービス引っかかった疑惑が浮上してんだけどどうしよう!!」
パパ「んなバカな(笑)」
オレはあなたの子供で本当によかったです。
二日目
まぁメニューは午前午後ともタータンでしたが、とりあえず明日以降がきっついので考えて走りました。
話題ゼロです。まめがなぜかバリカンでボウズにしてました。
三日目
いよいよやってきましたよ、ダボスの季節が。
ダボス15周クロカン。
去年の合宿で同じメニューを行い、あまりの辛さに、トラウマになってしまった恐怖の場所。
長距離メンバーはあの日以来、ダボスのダの字も口にしてはいない。
その禁断の地に、一年ぶりに帰ってきましたよ、僕ら。
てゆーか三日目、なぜか長距離を中心に謎の病気が蔓延しておりまして、みなゲッソリですよ。
そんな状態でのダボスですよ。
案の定「特攻隊長」ミヤパイさんを筆頭に、K内、オレがゲリラの襲来を受けました。
汗で濡れたランシャツが、ダボス頂上の爽やかな風になびくたびに、オレは一人戦っていたのだ。
恒例の写真撮影を前に、ミヤパイ無念の下山。
今年も、この激しすぎる「丘」が、オレ達を強くしてくれた。
そして、また一年間、ここの事は封印しようではないか。
ちなみにこの日の午後、Y島さん、H美ちゃんコンビが到着し、俄然パーティーの士気は上がったのであった。
そして、三日目はOBさんの多くが帰ってしまわれたので、その前に記念撮影♪
ツインボンズ一年ぶりの結成とかマジ(物理的に)痛かったし、K田さんはマジぶっちぎりでかわいかったです。
また東京でお会いましょう!
午前にダ・・・ダボなんとかがあったので、午後はフリー。
そこでオレは一つの賭けに出ることにした。
オレの正統な後継者であるK林に、運転をさせるという賭けだ。
もちろんBETはオレの車さ。
またまた登場の西友まで、行きはオレ、帰りはK林が運転するという塩梅。
てゆーか親父以外で運転席譲ったの、K林が初めてですから・・・。
助手席はそわそわですよ。
まぁなんというか安全運転、好感の持てる内容だったが、一つ気になるのは、後半運転がオレに似てきたってこと。
今後の成長が見ものである。
また、夜は夜で『不信のとき』ごっこを敢行。残念すぎるくらいにリアルだった。
四日目
まぁ一つ言える事は、30kmは長いってこと。
五日目
この日の午後練、5000m×2+600mというメニュー。
過去二年間、オレはこのメニューをこなすことができなかった。
というか、このメニューのスタートに立つことができなかったのだ。
一年の時はずっとケガメニューだったし、二年の時はこのメニューの直前にケガってしまった。
それだけに今年は期するものがあった。スタートに立った瞬間のあの気持ちは忘れない。
結果は散々だったが、それでもいいんだ。こなすことができたってことに価値がある。
走りきれたことに価値がある。今のオレにはそれだけでも十分力になってくれる。そう思った。
んで、最終日の前夜ということで、夕飯はバーベキュー。
疲労困憊だったので、正直「一人分が確実に確保されている普通の食事」がよかったが、まぁしょうがねーべ。
肉の質が悪く、途中で胃がもたれかけたが、H田先生と佐野っちが作った「完璧なやきそば」に癒された。
料理ができる男はモテる。間違いない。僕は料理できまへん。
最終日
ようやくやってきましたよ。
こうやって振り返ると、あっという間だったけど、実際は本当に長かった。
長い戦いだった。
てゆーか全メニューこなせてよかった。
全メニューこなした後のリレーは、格別ですよ。
まず、今年なぜか一人400mという殺人的な距離になったため、急遽ウケ狙いに変更(例年どおり)。
予定としては、4走のオレが、次のミヤパイに渡すと見せかけて・・・一緒に走り、
600m付近でバトン渡しーの、800mまで走りーの、次のでむべむに渡すと見せかけて(この時点で走ってるのは二人)・・、
渡さずにそのまま三人で1000mまで走り、バトン渡しーの、三人でゴール!!(後は残りの走者に任せる。)
という破天荒シナリオ。
しかし。
六日目の疲労は想像以上でございました。
500m地点にて、堀口憤死。
その後でむも壊滅的な走りを見せて万事休すと思いきや、
後半を固めた「四天王」のおかげで、なぜか優勝!!
ウケ狙いつつ優勝とか!!
笑いが止まらん!!
んで、そのままH田先生が思わず注意するくらいのハイテンションで記念撮影タイム!!
毎年言ってますけど、自分この至福の瞬間のために合宿頑張ってますから・・・。
さぁ、ここからは僕らだけの午後練だよ。
でも自分、安全運転で行きますから・・・。
オービスの影響は相当のもので、すっかりスピード恐怖症ですよ。
練習でもスピード出すのが怖くてさー、アハハ。
無念。
まとめ。
三年間で一番充実した合宿になりました。
そして、あえて言いたい。
オービスに捕まったのは佐野君、(きっと)君だけだ。
スペシャルサンクス・菅平。