引っ越しクロニクル 2
そっからの動きは”ミスター強引”そのもの。
とりあえず休日働いてる母親を無理矢理雑司が谷に召集し、
物件を確認してもらい、オッケーをもらいーの、
一か月前に解約の連絡してくださいって言われてるにも関わらず、
わずか2週間前に解約します宣言したうえに、家賃は今月いっぱいで了承してもらいーの、
駐車場解約をしにJAを訪問したものの、15分間に合わず閉店してしまっていたのに、
「もう店の前に来てるんですけどダメですよねー?ダメですかねー?」
と下手に出る作戦で中に入れてもらい、解約の手続き無事完了しーの。
人って支えられて生きてるんだね。
素敵だね、小金井。
その他、公共料金系も手続きは完了したものの、
そこから月末までは、そうはいっても普通に生活していかなきゃだし、
連勤多くて休みがねーわで、全然片付けとかはできず。
気持ちだけが浮ついてる状態でした。
ちなみにある夜、むさこ駅に着いたら結構な雨が降ってたんですね。
今までだったら、傘差してどうにか帰ってたんです。
でもほら、気持ち切れてるじゃない?
迷わずタクシーですよね。
もうオレ最低だなって思ったね。
「なんでオレがこんな距離を雨の中歩かなきゃいけねーんだよ。」的な。
オレいかちーっす。
月末の連休で一気に引っ越しする予定だったので、
その連休前日とか、「あぁ、これでこうやって中央線に揺られるのも最後かー」とか、
そういう感慨は一切ございませんでした。
しかも、いざ連休初日、残念なくらい休日出勤・・・。
何もできてねぇのに・・鬼畜。
5連休のうちの1日が消え、若干予定が狂ったと見せかけて、
”ミスターどうにか間に合わす”の異名を持つオレにはなんの問題もないのです。
荷詰めも終わり、7月30日、引っ越し当日。
でっかい家具とかは業者に頼んで、
残っちゃった細かいものはあとからcubeタンで運ぶ予定。
が、まず業者がなかなか来ない・・。
母親からは、チップ的なものを最後に渡しなさいよと言われておりましたが、
この時点で「絶対にやらねぇ。」と心に誓いました。
そしてようやく到着・・と思いきや、
やってきたのはちょっと小さめのトラックに、若い男女2人。
えーこれにベッドとか冷蔵庫とか全部入るのかよ!!って感じだし、
お前らいくらなんでも頼りなさすぎだろ!!とか、
もう不安でいっぱいでした。
が、もうそういうの全部撤回だわ。
ホント反省だわ。
プロってすげぇ。
荷詰めしてる時に、これは詰め込み過ぎて一個でも重たいかな・・と不安視していた段ボールを、
平気な顔で一気に2個運ぶ彼を見て、感動しました。
結局予定の荷物を全部小さめトラックに入れちゃって・・すげぇ。
そりゃあチップ的なもの、渡しますとも。
感動をありがとう!プロ意識万歳!
ただ唯一気になった点を挙げるとするならば、
2人の指に光るペアリング。
完全に引っ越しラブじゃないですか・・。
あーちなみに、オレも仕事柄、つぶしが効くのは引っ越し屋だけだなーとかみんなで話してますけど、
もう絶対に無理だと思う。
意地でもしがみつこう、この業界に。
つーことで電車で武蔵小金井→雑司が谷。
新居にて家具の入れ込み完了。
ここからは一人。
再び雑司が谷→武蔵小金井。
今度はまっさらに部屋を掃除して、残りの荷物をcubeに詰め込んで、
車で小金井→雑司が谷。
ちょっとした荷物でも、量はわりとあるので、部屋まで何往復したことか・・。
汗だくになりながらも、どうにか完了。
次に、友人から洗濯機を譲り受けるべく、雑司が谷→飯田橋。
車にギリ載るサイズの洗濯機を譲り受けたところで、友人からショッキングが一言が。
「まぁ一人で運べると思う。」
ぜんっぜん思わねぇから。
びっくりしたわ。
まぁ意地で運んでやりましたけどね、3階まで。
オレもまだまだ現役でやれるで。
と、そこまででさすがに力尽き、30日は終了。
もうほぼ荷物も整理しきってるので、ガッツリ就寝。
すげぇ移動しまくった気がする。